裕時悠示/GA文庫
登場するヒロインたちが可愛い。特にツンデレ、暴走ヒロインの冬海さんがお気に入り、なんだけど……。
アンチ恋愛なのでお互い偽装彼氏・彼女になって予防線を張ろう、というのが基本骨格。なんかMJ文庫J方面の修羅場系ライトノベルにやや設定がかぶってるような気がしないでもないが、こちらも同じ4巻で失速気味。
正直、主人公の言動に全く共感できない。直球で求愛してくる3人のヒロインを差し置いて、なぜ偽装彼女ヒロインをかばうのかさっぱり理解できないし、前提である”アンチ恋愛”らしきところが全くないのも問題。単なる状況をつくり上げるためのバズワードでしかなくなっている。
親の前でいい子を演じ続けて壊れてしまったっていうのは、安っぽいけどまあわかるが、それがなぜ、イコール”恋愛を演じている”になるのかさっぱり。
結局、”修羅場”をメインにストーリーを転がし続けるのは、せいぜいが3巻くらいまでで、それ以上は相当な筆力が必要だということではないだろうか。
冬海さんの可愛さと、るろおさんのイラストでとりあえず次の巻も買うつもりではいるが、でき次第では放り投げるかも。
