水内あかり/一迅社文庫
まさに語源通りの意味のやおい(やまなし、おちなし、意味なし)小説。
なんか女装して女子高に通うことになりました。さらに、放課後は男に戻って「レンタル男子」をやることになりました。というネタをそのまんまそれだけをさらっと流して書いてみた感じ。物語的な膨らみも山場も全くない。
女装時の恥ずかしいような、嬉しいような戸惑いの描写は全くなく。女子高に通うことへの違和感もなく、女装ストーリー最大の難関の水泳授業のエピソードもアソコが脹らんでたり、ココが脹らんでなかったりということをまったく問題にしないで、ただ単に「女の子がいきなり教室で脱ぎたした~」ことしか描写がない。
結局は女性作者の上っ面の想像でしか物語が作り上げられていない。
唯一面白かったのは、作内の幾つかのエピソードが実際に作者が女子高で遭遇したことだと告白しているあとがきだけ。
こんな作品を出版してしまう編集者は頭おかしいとしか思えない。
いい仕事しているイラストの人がかわいそう。
