かじいたかし/HJ文庫
23世紀正統派文学の卓越した言語センスと、絶妙な作品タイトルが話題になった「僕の妹は漢字が読める」の3巻目。
冒頭に出てくる『にくたいにかきっこ』や、『いもうとの おもらしふろみずは のみものです』のインパクトはすごい。
けれどけっして、萌えネタを無節操に放り込んでいるわけではなく、そういった23世紀萌え日本の描写として一貫しているところが、作品カラーを決定づけ、大きな魅力となっているように思う。
1巻だけのネタで押し切る作風かとおもいきや、割としっかりとしたストーリーテーリングで安定した面白さでした。
