『廃村少女』応援中!

2012/10/09

も女会の不適切な日常1 感想

海冬レイジ/ファミ通文庫

「生徒会の一存」や「僕は友達が少ない」の設定・文体でサイコ・ホラーをやってみた。そんな内容。
サイコなヒロインはこの作者らしくていいのだが、いかんせん、ネタ・オンリーの会話文でストーリーを進めていく小説手法は、どうしても受け付けない。
MF文庫Jの「機巧少女は傷つかない」や富士見ファンタジア文庫の「幻想譚グリモアリス」など好きな作家ではあるし、小説の狙い自体は面白いと思うんだが、やっぱりこの手の日常系ライトノベル文体は読めない。

2012/10/07

電撃文庫 秋の祭典2012

毎年参加している電撃文庫の秋の祭典、今年も行って来ました。

今回も欲しいものは公式海賊本くらいだったので、朝はゆっくり出発。公式海賊本は物販の支店のほうなので会場はベルサールに直行して、着いたのは9時30分くらい。
朝の天気予報では雨のち晴れで最高気温が25℃となっていたので、半袖Tシャツに傘を持たずに出てきたのだが、この時点では小雨がぱらつく程度。しかし開場した10時くらいから、時折雨が激しくなったりして、入場できるまでに本降りになったらヤバイな、と思っていたが、結局あれ以上ひどくならなくてよかった。

公式海賊本が買えたのは並び始めてから3時間後の12時30分くらい。人が多すぎるのだろうけど、もうちょっと何とかならないものか。
内容は公式海賊本と言いつつ、昨年までのものと違い短編小説などは載っていなくて、イラストオンリーの以前出たパンチランキングみたいな感じ。しかも載っているのは正直微妙な感じのイラストレータが多いので、ちょっとがっかり。

昼時なので予め目星をつけていた「ごはん処あだち」へ。
正直、量が多いだけ。店主のおじさんがしきりに唐揚げが上手いと評判だと言っていたが、大ぶりで中がパサパサの上、下味がついてない。ほかのおかずも不味くはないが、特段美味しくもない。無理矢理な盛り付けで下の方にある中華春雨が見た目が残念なコトになっているし、別皿の豆腐サラダも見た目が良くなかった。
盛りの良すぎるご飯も、コシヒカリだと書いてあったが、パサつき気味でドラッグストアで売っている一番安いコメと大差ない味だった。
立地とボリューム、安さだけで生き残ってしまっただけの食堂のようだ。

午後は、スタンプラリーを行いつつ、ベルサール2Fの展示を見て周り、また1Fに戻って今度は電撃文庫おたからくじへ。ここでも90分待ちで3等のクリアシールをゲット。1等はあたる気がしないが、なんだかんだで毎年クリアシールを手に入れているのでまぁいいか。

UDXの物販本店に移動。午後になっているんで列はだいぶ解消されているだろうかと思ったが、これが結構並んでいる。結局ここでも2時間くらい待つことに。目的の電撃スマイル文庫「つなげよう! 希望の絆!!」のみ購入。確か去年の秋の祭典2011では同じチャリティー品のメモパッドはあったが、こちらはまだ売ってなくて未入手だったため。電撃文庫かるたは迷ったが結局スルーすることに。
列最後尾にあった物販案内の看板に発売中止の文字が。何かとよく見るとロングタペストリーのうち『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ゴールデンタイム』が発売中止シールが貼られている。うーん、何があったんだろうか。

これでひと通り回ったので帰ることに。
参加する人が多いので並ぶのは仕方ないかもしれないが、もうちょっと欲しくなるものがあればなぁ。
サイン会もステージもひと通り応募したが全部ハズレ。以前の当選者をリストしておいて除外しているんだろうか。とにかくそういったイベントに参加できないと今ひとつお祭り感がなくて寂しい感じ。

テンプテーション・クラウン4 感想

雪野静/スーパーダッシュ文庫

主人公が「王冠」能力者を魅了する能力を無くすところから、いきなり始まったので、読む巻を飛ばしたのかと思ってしまったが、あとがきを読むと次の巻で最終巻とのことなので、やや端折り気味にしたのかもしれない。
その手放した能力をほかの人間が得ることによって起こるエピソードはNTR感が刺激されて、ヒヤヒヤしながら、最後には次の巻へと続くラスボス登場と、ジュブナイル・ライトノベルの正統派展開で面白い。

2012/10/05

しゅらばら!5 感想

岸杯也/MJ文庫J

前の4巻でかなり読む気をなくした本作だったが、やっぱり途中で投げることになってしまった。

大体、幼馴染の鷹奈のキャラ付けも暴力女キャラのテンプレ過ぎてうんざりしているところに、岩壁に素手で殴りつけて洞穴作るとか、ギャグマンガ過ぎて、いくらほかのシーンでしおらしく描写しても、もう勘弁って感じしかしない。

2012/10/04

ロウきゅーぶ!10 感想

蒼山サグ/電撃文庫

なんかライトノベル作家は押しなべて短編が下手くそな気がする。
この巻は短篇集なんだけど、過剰なキャラ付け設定で、本編では問題のなかったキャラが嫌なキャラになってしまうケースが多すぎる。
過剰さを付け加えることで、ストーリーが作りやすくなるんだろうけど、読者としてはうんざり。
御庄寺の百合属性とか、話を作るためだけに嘘つきにされてしまった柿園とか、過剰完璧主義者にされてしまった久井奈さんとか、本編が面白いだけにこの単編集は残念すぎる。

2012/10/03

女子高生店長のコンビニは楽しくない 感想

明坂つづり/ガガガ文庫

悪くない、悪くないんだが、ラブ成分が足りなさすぎる。
あと、コンビニとしてはバイト人数少ないのでは。24時間営業でなく午前7時から午後11時なのだとしても、全部で4人で、うち2人が高校生では回らないんじゃないかなぁ。なかでも立ってるだけで何もしない「がっちゃん」というキャラは、行き過ぎたキャラ付けとしか言いようがない。バイトを舐めすぎてて、出てくると気分悪くなる。
2巻は買わないな。

2012/10/02

期間限定いもうと。1 感想

長岡マキ子/富士見ファンタジア文庫

ここ最近、地雷作品率が多くかったのだが、一服の清涼剤的に楽しめた作品だった。
ありきたりな設定の中に少し意外性のある要素をうまく取り入れていて、ヒロインを個性的でありながらも、かわいく描き出せている。
ツンデレ妹の表現のさじ加減も絶妙だし、ヒロインの許婚者をありきたりな悪者設定にするのではなく、良い人イケメンに設定するところが作者のセンスが光っていると思う。

小悪魔ティーリと救世主!? 感想

衣笠彰梧/MJ文庫J

最近増えてきたPCゲーム出身のシナリオライターとイラストレーターのコンビ作品。
PCゲームのネームヴァリューという担保があり、さらに読者の気を引く舞台だて、道具立てなども上手と来ては、文庫編集者も安牌という捉え方なんだろう。
イラストレーターの方は画角や色表現の有無などの違いはあれども同じイラストなので問題は少ない。
だがしかし、シナリオライターの方は、PCゲームと小説というメディア自体の違いもさることながら、シナリオ自体で評価されているPCゲームはかなり僅少だという現実を知らないのではないだろうか。

そんな前説をするほど、これがPCゲームだったら佳作だろうが、小説としてはハズレ感が大きかった。

いかつい顔で不良に間違われるが実は良い人で、料理も掃除もできる万能男子も、縁もゆかりもない主人公にいきなり無理難題ふっかける、ワガママ三昧なヒロインも、でもじつはそのワガママもヒロインの悲しい事情の裏返しだった設定も、手垢がつきすぎてうんざり。

ヒロインのワガママさ加減は読んでいるとほとほとウンザリするんだが、これまた主人公はブチ切れたりしないしでストレスが溜まりっぱなし。
PCゲーム出身作家は逆に回避するようになるかも。

2012/10/01

僕の学校の暗殺部 感想

深見真/ファミ通文庫

朝日新聞のオタク系コラムで紹介していたことと、この作者名をわりと聞くけどまだ読んだことなかったことと、イラストをふゆの春秋さんがしているということで、読んでみた。

が、なんかこう全体に古臭い。
主人公の名前が深作零士というネーミングセンスで最初にウッときたんだが、所々で使用される太ゴシック表現とか、度々引用される他作品からの引用とか、もうセンスが20年前。

次巻もあることを前提にしているのかもしれないが、ヒロインは途中で死亡するし、ヤマ場となるエピソードも盛り上がらないままあっさりと終わってしまうしで、ストーリーの構成自体にも難がある。

あらすじを読んだ時点では購入を回避していたが、回避が正解だったようだ。

2012/09/29

俺ンタル! 感想

水内あかり/一迅社文庫

まさに語源通りの意味のやおい(やまなし、おちなし、意味なし)小説。
なんか女装して女子高に通うことになりました。さらに、放課後は男に戻って「レンタル男子」をやることになりました。というネタをそのまんまそれだけをさらっと流して書いてみた感じ。物語的な膨らみも山場も全くない。

女装時の恥ずかしいような、嬉しいような戸惑いの描写は全くなく。女子高に通うことへの違和感もなく、女装ストーリー最大の難関の水泳授業のエピソードもアソコが脹らんでたり、ココが脹らんでなかったりということをまったく問題にしないで、ただ単に「女の子がいきなり教室で脱ぎたした~」ことしか描写がない。
結局は女性作者の上っ面の想像でしか物語が作り上げられていない。
唯一面白かったのは、作内の幾つかのエピソードが実際に作者が女子高で遭遇したことだと告白しているあとがきだけ。

こんな作品を出版してしまう編集者は頭おかしいとしか思えない。
いい仕事しているイラストの人がかわいそう。

2012/09/28

寄生彼女サナ2 感想

砂義出雲/ガガガ文庫

寄生虫まで萌えキャラ化するとは、とどまるところを知らないな~、……と楽しく読むことができたのも前半まで。
後半の歴史書のパロディ展開になると、もうね、作者はノリノリで書いていて、ドヤ顔で面白いだろーと言っているのが目に浮かぶようだが、残念ながら全くもってつまらない。くだらなさすぎて、興味が続かなかった。
しかもクライマックスで、ゲストヒロインの問題を主人公がかっこよく「俺が何とかする」などと啖呵を切ったかと思ったら、無一文で旅にほっぽり出して問題解決って、例えヒロインの希望だとしてもどうかしていると言わざるをえない。サバイバル技術が必要だからお供をつけるとか、おいおい、それまんまホームレスじゃん。主人公が無責任すぎる。

2012/09/26

妹は僕に手を出すなっ! 感想

木緒なち/GA文庫

ねこねこソフトの「Scarlett」のライターの1人とのことで、期待したのだが、残念な出来と言わざるをえない。
こんなのが萌えるんだろう、ってな感じでこれでもかとシチュエーションが詰め込まれて、お腹いっぱい。しかも主人公が一方的に迷惑を受けるばっかりで、うんざり。押しかけてきた妹の理由づけも最後のほうで取ってつけたような、ありきたりなもので肩透かし。

2012/09/24

僕の可愛い国家令嬢 感想

鏡遊/富士見ファンタジア文庫

MJ文庫Jの「剣神の継承者」はちょっと自分には合わなかったけれど、こっちは面白かった。
戦闘時のきりりとした高飛車な人格と普段のひきこもり系残念お嬢様の2面性を持たせることで、謎を持たせつつ、物語に起伏をつけることに成功しているように思う。さらに、おバカ系のユニ子やお約束の脱いだらすごいんですの男装執事もなかなかに萌える。
ただ、主人公の惚れている設定の素子はあまり魅力を感じなかったが。
あちこち伏線を張りつつ終わったので、続刊も期待したい。

2012/09/23

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!3 感想

村上凛/富士見ファンタジア文庫

最初のデートイベントで主人公がテンパりすぎて、失敗ばかりやらかすところでややうんざりしてしまったが、その後のエピソードで上手にリカバーしてくれた。コミケのシーンなど、やや、都合がよすぎる部分も散見されるが、ヒロインがカワイイのでOK。あなぽんさんの挿絵と相まっていい雰囲気。
伏線っぽい描写もあるが、上手く回収されることを期待。

2012/09/21

神様のメモ帳8 感想

杉井光/電撃文庫

あとがきにあるように、当初は3編ほどの短篇集の予定だったらしいが、それぞれを上手くつないで、今までのエピソードを絡めて長編に仕立て上げた感じ。
しかも第1巻のエンジェルフィクス事件の完結編っぽくもあり、なんだかシリーズ最終巻の雰囲気でもあるのだが、続刊はあるのだろうか。
とはいえアリスのデレっぷりや、最後のシーンの綺麗さなど、さすが杉井光という感じの読後感。

2012/09/19

いもうとがかり2 感想

月見草平/MJ文庫J

タイトルだけをみて、「あぁ、最近乱発気味のいもうとものかぁ」と思われがちだが、実は違う。
主人公の妹ではなく、憧れのクラスメートの妹という意味。
しかしこの妹の”木星人”っぷりがカワイイ。
さらにこの間からもう一人の”木星人”もまた可愛くて、次巻でもぜひ登場して欲しい。

よめせんっ!5 感想

マサト真希/電撃文庫

嫁、1000人計画発動中のこのシリーズ、この間は水着回。ヒロイン勢は変わらずカワイイし、主人公にも好感が持てる。
ただ、さすがにこんだけヒロインが増えてくると、登場頻度や描き分けが難しくなってきているかも。
そういう理由なのかは分からないが、この巻で登場した新しい嫁候補もそのまま同居するのかと思ったら、まさかのハムスター化。
まぁ、あの部屋にこれ以上同居人を増やすのは難しいだろうけど、ちょっと残念。
ぜひ、また人間形態で再登場希望。

2012/09/17

彼女に耳としっぽがついている理由を説明できない。4 感想

三上泰明/MJ文庫J

前巻に続き、良い感じで面白く読んでいたら、最後の最後になって今までの伏線に取って付けたようなオチを付けて終わってしまった。
いかにもな、典型的な打ち切りエンド。
う~ん、ヒロインとかイラストも含めてカワイイし、面白いと思うんだけどなぁ。

2012/09/14

僕の妹は漢字が読める4 感想

かいじたかし/HJ文庫

初っ端から飛ばしまくり。自由奔放な文体は最早、唯一無二といってもいい。
ユズやアマネコも可愛いが、最後にクロハが全部持っていった感じ。
漢字の読める黒髪美少女義妹、最高です。

2012/09/13

機巧少女は傷つかない8 感想

海冬レイジ/MJ文庫J

この巻のメインヒロインの日輪が健気で可愛いし、夜々もヤンデレ可愛い。ただ夜々は半ばネタ要員と化しているかも。まぁそこも可愛いんだけど。
学内バトルの夜会もこの巻に来て、団体戦の様相を呈してきて新たな展開を見せようとしてきているのだが、最後のほうでシャルに関して思わせぶりな描写が度々出てきて、なんとなく先行きに不安が……。